救命救急医は、最近TVや医療ドラマでも扱われることが多く、求人ニーズが高い分野です。
救命のプロフェッショナルとして、緊急性の高い患者さんと向き合うため、やりがいの高い分野ですが、心身ともに大変な仕事であることに間違いはありません。
救命救急医への転職は、これまで救命救急を専門とされていた先生はもちろんのこと、脳神経外科、形成外科、整形外科、麻酔科などから転職されるケースも少なくありません。
では、救命救急医の「平均年収」はどれくらいになるのでしょうか。
また、全国の求人募集の数は多いのかなど、気になる救命救急医の仕事について解説します!
目次
救命救急の医師、平均年収はどれくらい?
救命救急科は激務である事も多いことから年収は他の科目と比べ比較的高いです。
平均年収は約1,400万円~1,600万円と相場は高くなります。
年収1,000万円以上は比較的すぐに到達できるのではないでしょうか。
医師転職サイトで求人を調べてみると、勤務日数も週4日からの求人案件もあり、その場合も年収にして約1,300万円~の求人や当直なし案件がある事などから救急医として転職する医師にとっては求人を探しやすい環境であり、救急科専門医の有無や勤務年数によっても給与等の待遇が違ってきます。
救命救急科の勤務内容
救命救急科の仕事ですが、医療機関によって救命救急センター、二次救急医療、三次救急医療とあり、どの段階まで対応するかによってその勤務内容も変わってきます。
勤務内容としては救命救急科に加え、総合診療科としての勤務が有る場合や、オペ、当直、外来診療です。また主治医を置いていない場合は病棟管理、ICU管理を任される場合も有ります。
一般的には、緊急で命を救うのが目的なので、スピード重視で医療行為を行う現場です。
そのため、ひとつの医療分野を専門的に行っている科目に比べると専門性は低いです。
忙しいイメージの救急医、QOLは低い?
救命救急科の医師はやはり忙しいイメージがありますが、実際どうなのでしょうか。
確かに、救急科は24時間365日対応が求められるため、QOL(生活の質)やライフワークバランスは低くなってしまう傾向にあるのは事実です。
しかし、最近では医師の労働環境に配慮した勤務体制を整えている医療施設も増えてきており、実はさほどの激務はなく働きやすい環境も得やすくなってきています。
参考:日本救急医学会
例えば、神戸市立医療センター中央市民病院・救命救急センターの副医長を勤めている浅香さんは、救命救急医の忙しさをこのように語っています。
救命救急の医師求人募集は多い?
救命救急科の求人数ですが、実際に多いです。
2次救急・3次救急の指定病院なども含め、求人ニーズが高い科目です。
中でも脳神経外科、形成外科、整形外科、麻酔科、産婦人科の専門出身者への需要が高くなります。
公的病院、大規模の病院でのニーズも高く、収入は保障されています。もちろん非常勤でのニーズも高く、臨床能力を高められるだけでなく収入面でも安定しています。
実際に求人情報を調べてみると、非常勤・常勤ともに求人が出てきます。
非常勤の場合は「アルバイト」という扱いで、当直のアルバイトの求人もあります。また、このアルバイトの当直中に救急対応があった場合に、手当が別途つくような施設もあります。
条件の良い救命救急の医師求人を探すポイント
救命救急医として高年収を希望するのであれば、やはり都心よりも地方エリアの方が給与の高い求人が多い傾向にあり、例えば北海道・中部・九州エリアに絞って求人を探せば高年収の求人に巡り合える可能性が高くなります。
最近では北米型ERの救急医療を行う病院も増えてきており、病棟管理を持たない勤務形態を選択できるため、本来のERとして勤務を希望する場合、院内の救急体制や、救急搬送数、設備など確認した方が良いでしょう。
また、勤務体制(終了時の交代)や残業の有無は必ず確認しておきましょう。
救命救急医として充実した医師環境を得るためにも重要なポイントになります。
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