医師の中には、家庭の事情などにより別の地域へ引越しを考えるケースがあります。
医局での異動の場合は別ですが、それ以外の場合には今勤めている病院や医療施設を辞めて新しい勤務先を探さなくてはならない事も。
今回は、医師が引越しをして新しい地域に住む場合の「転職先の探し方」についてポイントとなる点をお話しします。
事情により引越しする医師は意外と多い?
医師転職ドットコムが2016年に行ったアンケートでは、医師の転職理由で最も多いのは「家庭・生活事情」という結果だったそうです。
「家庭・生活事情」については「結婚」や「子どもの教育環境を考えての転居」、「親元(実家)に帰る為」など人それぞれの理由がありますが、こうした家庭環境の変化にともない引越しを余儀なくされる医師も少なくありません。
引越しをするタイミングでの医師転職のポイント
引越しを考えている医者は、医師転職して職場を変更しないといけない場合もあります。
転居先によっては、多少通勤に時間がかかったとしても通い続けるという選択肢もあるかと思います。ですが、医者の仕事はすぐに呼び出しがあったりしますので、できるだけ病院の近くに住んでいないと、仕事が難しいケースもたびたびあります。
そのため、引越しする場所が現住所の近辺ではなく、離れた場所であれば、引越しをするタイミングで医師転職を強いられてしまう事もあります。
次の職場を選ぶ時にも、通勤にかかる時間などを考慮しないといけません。
自宅と勤める地域の距離も考慮してより良い環境での医師転職先を選びましょう。
引越しをする前に転職先を決めたほうがいい?
医師によっては、先に引越しをしてから新しい勤め先を探す方もいるでしょう。
しかし、いざ転居が終わり転職活動をしても、なかなか転職先の病院が決まらないというリスクもあります。あせって決めたとしても、転職先へのアクセスが悪く通勤時間が長くなってしまいあとあと後悔することもありえます。
そうならないためにも、あらかじめその地域にどの程度求人があるのかをチェックしておくことが大切です。
医師転職サイトでの事前リサーチはおすすめ
引越し先で、希望の医師求人がほとんどないため転職活動が進まない、なんてことのないよう事前にしっかりとリサーチすることが大切です。
また、住環境と職場環境が変わる時期が一気に来るとストレスが溜まることもあります。
引越しと転職活動の時期をずらすとストレスを軽減させる効果もあります。