民間医局で条件の良い病院に転職成功した医師の口コミ

更新日：2019年9月29日

今回は、医局を離れ条件の良い病院に転職成功した医師（麻酔科医）の口コミ体験談をご紹介します。今の医局勤務に不満があり転職を検討している先生は、ぜひご自身の転職活動の参考にしてみてください。

1 医局を離れ総合病院へ転職した医師の体験談

医局を離れ総合病院へ転職した医師の体験談

S・Hさんのプロフィール　麻酔医　男性医師　40代

＜S・Hさんのプロフィール＞
この先生は麻酔医として、医局関連の大学病院に10数年勤務してきました。
その後、将来の不安などを理由に転職を決意され、現在は民間医局から紹介を受けた総合病院に勤務しています。

それでは、この医師がどんな経緯で転職をされたのか、順番に見ていきましょう。

転職した理由は将来の不安

私は長いこと医局関連の大学病院に勤めてきたのですが、年々高まってきたのが、医師としての将来像が描きにくくなってきたことによる「不安」でした。「今の教授が辞めた後に自分の希望キャリアがしっかり引き継がれるか？」という点も不安でした。

そこで、医局ではない新たな可能性を求めて転職することに決めました。入局時点で、大学医局での勤務は「恩返し」「社会奉仕」の期間と考えていまして、もう10数年頑張ったので、そろそろ自分のやりたいことをやる時期だと感じていました。

新しい職場を探すに当たり、インターネットで医師の転職求人情報を検索して、医師求人転職サイト「民間医局」にとりあえず登録してみました。

自宅から通える場所で、週4日の勤務（常勤）が可能な病院を希望した

私が転職先に希望した条件は、まず自宅から通える場所にあること、また週4日の勤務（常勤）が可能な病院でした。
登録してから３ヶ月以内に、専任エージェントさんから、給与も含め満足できる条件の現在の勤務先を紹介してくれましたので、思ったよりも早く転職先を決めることができました。結果的には、医局をスムーズに退局する手続きなどで、民間医局に登録してから、１年ほどで転職を果たすことができました。

新しい勤務先では対人関係も良好

転職した現在の総合病院はドクター皆さんの技術力が高く、オペも効率的に行なわれているので助かっています。麻酔医としては、効率的なオペはリスクを負わなくてすみますし。また、緊急オペもうまくコントロールされているので、安心して業務に取り込めます。対人関係もとても良好です。

民間医局を利用して良かったと思う点

最初は正直、人材紹介会社に頼って大丈夫だろうかという不安がありました。
でも自分のコネで探そうとすると、どうしても大学医局とのつながりのあるところになってしまいます。転職先は、医局とは無関係のところにしたかったので、民間医局に登録しました。結果的には、予想に反して、すぐに良い条件の病院を紹介してくれたので感謝しています。

利用してみて良かった点は、給与を含めた勤務条件のすりあわせを、エージェントさんが代行してくれることです。自分でやるとどうしても値踏みされることもありますよね。私自身、医局在籍時代に条件交渉で苦い経験がありましたので。

給与水準についても、普通は自分の医局内のことしか知らず、他の大学はどの程度なのかはほとんど知ることができないのですが、民間医局の専任エージェントさんから色々な医局、病院の給与水準を教えてもらったので、自分の転職にあたっての希望条件の参考になりました。

実は、他の人材紹介会社にも登録したのですが、そこは求人情報を送ってくるだけでしたね。民間医局の場合は、専任エージェントからすぐに連絡があって、直接お会いし、自分の希望をあれこれ伝えることができました。

～民間医局　登録ドクター転職体験談より抜粋～