今回は、医療現場にて上司のパワハラに悩み、新しい職場へ転職をした医師の口コミ体験談をご紹介します。
実は、医療現場におけるパワハラの数は決して少なくないのをご存知でしょうか。
なぜなら、医療の仕事は高度な肉体労働および頭脳労働である上に、スタッフには患者さんに対する感情の抑制が求められる感情労働の側面も強く、パワハラが発生しやすい職場とも言えます。
その具体的な解決策として、転職して環境を変える医師も増えています。
同じような悩みを抱えるドクターの皆様は今回の事例をぜひ参考になさってください。
目次
パワハラを受け転職を決意した医師の事例をご紹介
パワハラに悩み、エムスリーキャリアを利用して医局から転職した医師の事例です。
医局から一般病院へ転職して当直免除になり給与も上がっています。
愛知県 30代 男性:循環器内科
■ 年収:1030万円 → 1220万円
■ 勤務条件:週4日、当直あり → 週4日、当直なし
■ 転職相談開始時期:内定から8ヵ月後に入職
転職をした理由は勤務先でのパワハラが原因
私が転職を決めた理由は、勤務先(医局)でのパワハラに悩まされていたからです。
兼ねてから上司との折り合いが悪く、日頃から強制的な当直勤務や上からの圧力が強く、ある時期から継続勤務に不満を持っていました。
それに加えて、自分のスキルに見合った給料が貰えてないと感じていたことも理由のひとつです。
医局を辞めることに関しては、当然不安やリスクもあるので慎重に考えました。
しかし、医師としてのキャリアと生活という2つの面で、メリット、デメリットをそれぞれ整理して考えた結果、「今ここで転職しなかったらこのままずるずるとこの状態が続いてしまいそうだ」と思いその不安が徐々に高まっていきました。
また、やはり健全な環境でなければ決して良い仕事は出来ないと思いますので、自分で病院を探して新しい環境で働きたいと転職を決意しました。
パワハラは「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義づけられている。典型的なパワハラとしては、暴行・傷害・暴言、無視や仕事の押しつけ、逆に仕事を与えない、私的なことに過度に立ち入る、などの行為がリストアップされています。
転職するにあたり、希望した条件などは?
一般病院へ行けば給与は間違いなく医局よりは良いとわかっていたので、それよりも重視した希望条件は「当直免除」であることでした。医局時代に受けた強制的な当直はかなり肉体的にきつかったので、ここはゆずれないポイントでした。
それと、自分の専門は循環器内科でしたので、一般内科で満遍なく診るというより、自分のこれまで培ったスキルを生かせる領域もしっかりある規模の大きな病院を希望しました。
m3エムスリーキャリアを利用して良かった点
転職活動にあたり、いくつかの医師転職サイトに登録しました。
すぐに連絡をくれる会社もあれば、しばらく間が開いて連絡が来た会社もありましたね。
最終的に、連絡も早く対応も丁寧と感じたm3エムスリーキャリアにお願いして、新しい勤務先を探していただきました。
エムスリーキャリアを使ってみて良かった点は、ひとつ目は希望にあった病院をすぐに提案してもらえたこと。
そして二つ目は、医局を円滑に退局したかったので、新しい転職先への入職時期を少し遅らせたかったのですが、そちらに関して「転職先にいつまで待ってもらえるかなど」丁寧に相談に乗ってもらえた点が良かったと思います。
新しい職場では当直免除となったため、生活リズムが良くなりストレスもかなり減りました。
余裕が生まれて家族のための時間も増えましたし、趣味の時間も増やせています。
思い切って医局を辞めて環境を変えて大正解だと思っています。
パワハラの悩み、転職して環境を変えてみませんか?
今回の医師のように、職場でのパワハラに悩んでいる先生は、一度転職を検討してみてはいかがでしょうか?
医師転職サイトのエムスリーキャリアエージェントは、コンサルタントが優秀で、転職に関する相談にも丁寧に対応してくれるので心強い味方となります。また他の医師転職サイトと比べて交渉力が高く、あなたの希望する条件で勤務できる可能性が高まります。
転職活動を進めるにあたって、医局がらみの悩みだったり、退職交渉だったり悩むこともたくさん出てくると思いますが、コンサルタントは経験豊富なプロのため、遠慮なく相談して的確なアドバイスを受けることが出来ます。