熊本地震の発生を受けて、医療に関する支援活動が動き出しています。
日本医師会や各都道府県では、熊本地震に関する支援を発表しています。
■平成28年熊本地震に関する情報(日本医師会)
平成28年(2016年)4月14日に発生した、熊本県熊本地方を震源とする地震への対応のため、日本医師会に災害対策本部を設置いたしました。
情報の収集と共有に努めるとともに、被災地のみなさまの健康を守り、地域医療提供体制を維持するために適切な支援、対応を行ってまいります。
■福島医大が災害医療派遣チーム 医師らが医療支援
熊本地震を受けて福島医大は16日、現地で医療支援を行う医師や看護師による「災害医療派遣チーム(DMAT)」を派遣しました。17日から本格的な医療支援活動に入っています。派遣されたのは福島医大の医師2人と看護師2人、調整役などを行う職員1人の計5人のチーム。16日午後に厚生労働省からの派遣要請を受け、医療機器などを車両に積み込んで医大病院を出発しました。
■熊本地震 千葉県が医師ら9人を支援派遣
千葉県では16日、熊本地震の発生を受け、県内の医師ら9人を現地に派遣しました。災害派遣医療チーム(DMAT)の後方支援を専門とするロジスティックチームとして活動しています。千葉県内からはDMAT指定医療機関の安房地域医療センター(館山市)や日本医大千葉北総病院(印西市)など5施設と県病院局から、医師4人と事務職員5人が派遣され、病院支援などにあたっています。
■愛知県が精神科医らを熊本県に派遣
愛知県では17日、熊本県を中心に相次ぐ地震の被災地に向け、被災した精神障害者を支えるDPAT(災害派遣精神医療チーム)1チームを派遣しました。
DPATは精神科医や看護師ら計五人で、県チームとして初めての活動。熊本県内の被災地で約一週間、被災病院からの患者の搬送支援などに当たります。また厚生労働省の要請を受け、DMAT(災害派遣医療チーム)を県内15の病院から1チームずつ派遣しています。
今後も、より医師の先生方の支援が必要となる可能性があります。
お力をお貸しいただけるドクターや看護師のみなさんは宜しくお願い致します。