最近では、アルバイトや副業をする医師も増えていると聞きます。
さまざまな副業がある中で、医師に人気が高まっているのが「不動産投資」です。
不動産投資とは、アパートやマンションなどの物件を購入し、賃貸収入を得たり、それらを売却して売却益を得るという投資方法です。
実は、不動産投資は医師の副業として、かなり向いていると言えます。
そこには、節税(税金対策)になるから、運用に手間がかからないからなど、医師にとってのメリットがあることが理由となっているようです。
目次
不動産投資が医師の副業に向いている理由
なぜ、医師の副業に不動産投資が向いているのか。
その理由を、3つのメリットから詳しく解説していきたいと思います。
不動産投資は手間がかからない
不動産投資の最大の魅力、それは「手間がかからないこと」です。
不動産物件は、入居者さえ決まってしまえば、管理は管理会社にすべて委任できます。
賃貸の集金、物件の管理やトラブル・クレームの対応などは、不動産管理会社に委託することが一般的です。サブリースという客付けから管理を全部任せて、自分は安定した収入を確保できる契約もあります。
そういった意味では、医師に最適な副業と言えるのではないでしょうか。
こうした手間がかからないメリットが医師に人気の大きな理由のひとつとなっています。
税金対策(節税)にもなる不動産
収入の多い医師の節税対策で、勤務医でもできる方法のひとつが不動産投資です。
マンションやアパートなどを購入し、賃料収入から利益を得る不動産投資。
実はこれ、節税効果が期待できるのをご存知でしょうか?
不動産所得はほかの所得と合算して確定申告することが可能です。
そのため、不動産投資が赤字(損失)になった場合には、給与所得からその損失分を控除することができます(所得税や住民税の負担を減らすことが可能)。
参考:国税庁HP|損益通算
不動産購入にかかった支出の一部は経費として認められています。
購入時の登記費用や不動産取得税、固定資産税や修繕費用、ローンの利息分などが控除でき、青色申告であれば特別控除も適用することができます。
将来の開業場所にもできる不動産
医師が不動産投資でマンションなどを、将来の開業場所にできることもメリットのひとつ。
投資目的で購入したマンションの一室を利用して、将来的に医院やクリニックなどを開業する先生もいるようです。
その場合には、賃貸需要がありながらも、医師の数が少なく、高齢者が多いなど医師の需要が高いエリアを選ぶことがポイントになりそうです。
ただし、マンションの一棟買いは購入金額が高額なうえに、不動産投資の中でも高度な知識やノウハウを必要とし、投資金額も大きくなるため、投資初心者が初めて購入する物件には不向きです。
始めやすいのはワンルームマンションへの投資
医師が、不動産投資で始めやすいのはワンルームマンションへの投資です。
最初から多額の資金を投入するのは、やはりリスクが高いです。
ワンルームマンションは投資費用を抑えることができるので、初心者にオススメです。
もちろん、入居者がいなければ賃貸収入は入ってこないので、良い物件、良い管理会社を見つけることが大切です。
医師の副業、不動産投資のまとめ
医師の副業として、不動産投資が向いている理由がわかりましたでしょうか。
ここでは、不動産投資に関するメリットをいくつか述べて来ましたが、もちろんメリットだけでなくデメリットもあることも覚えておきましょう。
例えば、不動産投資には「空室・滞納・金利上昇」などのリスクもあります。
ですから、これから不動産投資をはじめようとしている方は、こういったリスクについても念頭に置いて、良く検討することをお勧めいたします。