今回は、大学関連病院の内科医から製薬会社のメディカルドクターMDへ転職した医師の体験談をご紹介します。メディカルドクターMDの仕事にご興味のある先生は、ぜひ転職活動の参考にしていただければと思います。
目次
大学病院からメディカルドクターに転職
40代 女性医師 関東地方
医局関連の大学病院での内科医 ⇒ 製薬会社のメディカルドクターへ転職に成功
製薬会社のメディカルドクターMDの求人募集は近年人気が高まり、転職するにはタイミングが非常に重要です。この医師はタイミングがとても良かったようですね。それほど製薬企業の求人はすぐに募集が埋まってしまってもおかしくないからです。
一般的には製薬会社の求人に強い転職エージェントにあらかじめ登録しておき求人を待つ方法がおすすめです。
製薬会社のMDメディカルドクターに転職したきっかけ
私は、大学の医学部卒業をした後、その大学及び関連病院で約10年間に渡って内科(主に内分泌・糖尿病、腎臓内科)を担当し、後輩研修医も指導してきました。その後、大学院で疫学、生物統計などを勉強していくうちに、製薬会社のMDメディカルドクターの仕事に興味を持つようになりました。
夫も医師だったのですが、ある時、製薬会社への転職を夫に話したときに賛成してくれたので、思い切って転職しようと思いました。
ただどうやってメディカルドクターの求人を探したらいいか分からず、インターネットで色々調べた結果、製薬会社のMD求人を扱う 「msエムスリーキャリア」 と出会い、MDの求人を紹介してもらう事にしました。
製薬会社に転職してみてどうでしたか?
「msエムスリーキャリア」からは2つの製薬会社の求人を紹介してもらいました。
その当時は、2人子供の育児の真っ只中ではあったのですが、せっかくのこの機会を逃したくないと思い、そのうちの1社である国内系製薬会社のメディカルアフェアーズへ転職することを決意しました。
ただ、その企業は立地的に自宅からの通勤が難しかったため、夫を除く私と子供とで転居することにしました。同じく医師であるご主人は実家へ住みました。「心機一転」の気持ちで飛び込んだのですが、製薬会社はワークライフバランスがとても良く、スムーズに新生活に適応することができました。
製薬会社の良い点は、当直もなく、比較的勤務時間に融通がきくことです。
時間的な余裕が生まれましたので、朝と夕方は2人の幼児を保育所へ送り迎えできるようになりました。夕食を食べさせ、寝かしてから、自宅で業務をした事もありました。また、海外出張もあったのですが、その時は、両親やベビーシッターに子供の面倒を見てもらいました。
こうしたQOLの良さ、土日や祝日にお休みが取れるという製薬企業の環境は、MDに転職してみてとても良かった点のひとつですね。
現在はMDとしてどんな仕事をしていますか?
製薬会社のメディカルドクターとしては、創薬物質が腎臓、内分泌・代謝領域の開発品になるかどうかを評価するという業務を担当しました。また、現在は安全性評価、開発製品のプロジェクト管理も担当しています。臨床医師もやりがいはありましたが、それとはまた違い、充実した業務でとても満足しています。
今後は、子供も小学生になり、父親とのコミュニケーションも必要となるため、夫と一緒に通勤可能な外資系製薬会社へ転職することも考えています。その時には、また「msエムスリーキャリア」さんにお世話になりたいと思っています。
製薬会社の求人も扱うm3エムスリーキャリア
医師転職サイト「m3エムスリーキャリア」は、MDメディカルドクターの非公開求人情報も豊富です。他の医師転職サイトと比べても、製薬会社への医師転職支援に大きな強みを持っているのでオススメです。
メディカルドクター分野(研究開発,製剤設計,市販後調査,安全性評価,治験)の求人情報が独立して掲載されている医師転職サイトは珍しいので、ピンポイントの求人をお探しのドクターにはとても役に立ちます。まずは、WEBで1分もかからない無料登録から始めてみましょう。